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インド政治
近代インドの政治は、1947年の独立以降、国民会議派による一党優位体制の下運営されていたが、1990年代より、非国民会議派による連立政権を経て、現政権は現首相率いるインド国民会議派が第一党となっている。
インドの国家元首は大統領だが実権は持っていない。大統領は、議会と州議会議員が構成する選挙会により選出され、任期は5年である。副大統領も議会で選出され、任期は大統領と同じく5年である。
行政は首相を中心とした行政府が行う。首相は下院議員の総選挙後に、大統領が任命をする。内閣は下院に対して責任を取る議院内閣制を採用している。
インド議会は上院と下院からなる2院制である。上院議員の任期は6年であり、245議席のうち12議席は大統領が有識者の中から指名し、233議席は間接選挙にて選出される。2年毎に3分の1ずつ改選される。下院議員の任期は5年であり、545議席のうち2議席はアングロ・インディアンと呼ばれる、植民地時代に生まれたイギリス人とインド人の混血、またはその子孫が大統領から指名される。543議席は小選挙区制選挙にて選出される。任期途中で解任される場合もある。
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