インドの国情

インドの国情

インドは人口12億1,000万人（2011年インド国勢調査に基づく暫定値）であり、28の州と７つの連邦政府直轄地からなる連邦国家です。

インド国民は、多様な人種、民族、言語、宗教によって構成されますが、ヒンズー教徒が最も多く、ヒンズー教の身分差別であるカースト制度の影響は今でも残っています。
インドは、多民族国家の困難さを抱えながらも、議会制民主主義を堅持する「世界最大の民主主義国家」です。インドにおける経済成長率は2007年においては9.0%、2008年には6.7%と高い成長率を誇っています。

インドは、1991年の経済自由化以降急成長を続けており、BRICsの一つとして注目を浴びています。
インドは人口の４分の３が農村部に居住する典型的な農業国家でありましたが、農業生産性や農家の購買力の高まり、さらに余剰人口の都市流入等が、製造業やサービス業、IT産業などの発展に寄与しました。

インドの工業には、潜在的な輸出競争力のある製品が少なくありません。繊維（綿）、アパレル、ダイヤモンド、鉄鋼、鋳造品、自動車部品等の生産・輸出は好調です。一方、電力、道路、鉄道、通信、港湾等のインフラが、いまだ十分に整備されているとは言いがたく、それらの状況を考慮した拠点設計が必要となります。

お見積もりフォーム

>> ページの先頭に戻る