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インドの自動車産業
1980年代後半までインドでの自動車販売台数は年間6〜7万台だった。自動車のモデルも3種類ほどしかなく、インドの自動車産業はまだ消費者の生活に浸透しているとは言えなかった。しかし、経済自由化と供にインドの自動車産業も成長を見せ、2006年にはインドでの自動車販売台数は100万台を超え、自動車のモデルも75種類にまで拡大した。
現在、インドでの乗用車販売市場の50%以上をシェアするのはマルチ・スズキである。マルチ・スズキは、スズキ株式会社とインド政府との合弁会社として1981年に設立され、インドで成功した日本企業の代表格であると言える。インド独自の会社としてはタタ自動車(タタ・モーターズ)がある。タタ自動車(タタ・モーターズ)の設立は1945年だが、乗用車の生産を強化したのは1990年代に入ってからであり、1998年にインド企業の独自開発としては初の乗用車であるインディカを発表した。2009年7月には、日本円で約28万円という低価格車であるタタ・ナノの販売を開始した。
インドの自動車産業成長に伴い、インドへ進出する自動車部品メーカーも多く見られる。外資系自動車部品企業の多くは、親会社のインド進出に伴いインドへ工場を建設し、輸送費などのコスト削減と現地での雇用を生み出している。
インドの自動車産業に対しては、インド政府も自動車関連産業を成長産業として育成する方針を出しており、今後ますます成長が期待されている産業であると言える。
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