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インドとパキスタン
インドとパキスタンは、宗教の違いや国境紛争を背景に、良好な関係を築いているとは言えない状況にある。1947年8月、それまでイギリス領インド帝国と呼ばれていた同地域は、イギリスの植民地支配から独立し、これを契機にヒンドゥー教とイスラム教という宗教上の理由より、インドとパキスタンと言う2つの国に分かれた。その後、インド・パキスタン両国の北部に位置するカシミール地方において、カシミール地方の領有をめぐり、1947年に勃発した第一次印パ戦争、1965年に勃発した第二次印パ戦争の、2度の印パ戦争に発展している。
1971年の第三次印パ戦争の後、1972年にインド・パキスタン両国軍管理による管理ライン(Line of Control)が敷かれ、2003年11月以降は停戦状態にある。しかしながら、インド・パキスタン両国軍の配備体制が解かれた訳ではなく、2009年6月にも日本の外務省が、カシミール地方の管理ライン付近からの退避と渡航延期を勧告した。
現在は、カシミール地方のパキスタン併合を目指すパキスタン側の過激派による活動がインド国内で続いており、テロ事件も多発している。
インドおよびパキスタンにまたがるカシミール地方だが、約半世紀に渡る紛争の間に、それぞれのカシミール地方は、インド・パキスタン両国の政治に組み込まれており、今後は、現在の管理ラインを国境とする現状維持路線が採られると予想されている。
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