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デリー
インドの首都であるデリーはインド北部に位置する大都市圏である。ニューデリーとオールドデリーが、デリー首都圏を構成している。2007年のデリー首都圏の人口は17,076,000人である。
ニューデリーにはインド連邦政府の首都機能がある。そのため、周辺の村なども含め州と同格の連邦直轄領として扱われている。古くはオールドデリーのみであったが、イギリス統治時代の1912年にカルカッタからデリーに行政府が移される際に、現在のオールドデリーの南、5kmほどの位置に行政都市としとして建設されたのがニューデリーである。ニューデリーの都市計画は、イギリス人であるエドウィン・ルーティエンスによって行われた。 2002年以降、日本の教育現場では首都を「デリー」としているが、インド政府および日本の外務省のウェブサイトでは「ニューデリー」と表記されている。
デリーには、奴隷王朝時代のミナレット(尖塔)であるクトゥブ・ミナール、ムガル帝国時代の墓廟であるフマーユーン廟、そしてデリー城とも呼ばれるムガル帝国時代の赤い城、という3つの世界遺産がある。
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